結果 C
第1問
現在のB社の状況について、SWOT分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40字以内で説明すること。
再現答案
S:無農薬で高品質なハーブを安定栽培する技術と、比較的温暖なX島に本社を有する点。(39字)
W:自社ブランドの立ち上げに失敗した過去を持ち、他社OEM生産により依存度が高い点。(39字)
O:ヘルスケアに関心のある人達の認知度が高まり、X島民から誇りに思われている点。(38字)
T:Z社の製品が製造中止になる可能性がある上、X島の主力産業の活力が低下している点。(39字)
第2問
Z社との取引縮小を受け、B社はハーブYの乾燥粉末の新たな取引企業を探している。今後はZ社の製品とは異なるターゲット層を獲得したいと考えているが、B社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を、100字以内で助言せよ。
再現答案
方向性は、①健康やスポーツに関心が高い30歳代~40歳代を顧客に持つフィットネス関連製品企業と、②アンチエイジングに関心の高い高齢者を顧客に持つ、高品質かつ安全な商品を取り扱う健康食品店を開拓するである。(100字)
第3問
B社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手掛けたところ、ある程度満足の行く売上があった。
(設問1)
上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って50字以内で説明せよ。
再現答案
20歳代後半~50歳代女性の既存市場で、新しい効能のあるハーブを使った新製品を展開する、新製品開発戦略。(50字)
(設問2)
B社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか。100字以内で助言せよ。
再現答案
施策は、①現在ある6~7種類のハーブの効用を分かりやすく解説する動画を作成し、②アイディア募集と投票により、1位は実際に商品化し、開発者としてオンラインサイトで紹介する企画を立案し、受発信を活性化する。
第4問
B社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機にB社とX島のファンになってほしいと願っている。
絶景スポットや星空鑑賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか。100字以内で助言せよ。
再現答案
①運動や健康に関心のある30歳代~40歳代の男女に、1年中楽しめる気候を訴求し、マリンスポーツや釣りのイベントと、②若さに関心のある高齢者に、旅館と提携し、健康・長寿に効く祝い膳を振る舞うツアーを企画する。(100字)